Terraform インストール Windows編
Terraform を知っていますか?
私がこれを知ったのは2020年4月です。いや~遅いですね。
Quiita や Developers.IO さんでは、2017年頃からたくさんの記事が書かれていました。
なんと、インフラはコードで管理する時代なんだそうですよ。
「おじさんは、やっと AWS のコンソール画面でポチポチとインフラを構築することに慣れてきたところです。」
やっと知識が追い付いてきたかと思ったら、世の中は私より1週先を進んでいたようです。かなしい。。。
Infrastructure as Code
近年の開発の現場では、大規模システムであっても短期間のリリースが求めらます。
そして今、それを可能にするアプローチとして、「Infrast ructure as Code」によるインフラ構築・運用がスタンダードになりつつあります。
いえ、なりつつあるのではなく、私の知らない間に、もうスタンダードになっていました!
何でもかんでも画面でポチポチやっているのは、技術が追い付いていないエンジニアだけかもしれません。
あるあるな課題を解決
本番稼働しているインフラの設計書やサーバのパラメータシート(エクセル)が、実際の設定値と異なって、いざ環境を構成変更しようとしたときにうまくいかない!なんてことはよくあると思います。
ドキュメントを管理するのって大変なんですよね。更新するのは人間ですから忘れたり間違って記入してしまうことは往々にしてあります。
そんな課題も Terraform を使えば解決します。コードでインフラを管理していれば、コードと実環境が等しい状態で維持されるからです。
Windows に Terraform をインストール
私は便利なものにはすぐ飛びつきます。なので、早速インストールして使ってみようと思います。
ダウンロードは Terraform 公式のダウンロードページから。
そして、張り切ってインストールしようと思ったら、Windows 版の Terraform はただの exe ファイル でした。
PATH を通す
exe であれば、コマンドプロンプトや PoweShell でフルパスを指定すれば、そのまま実行できてしまいます。
ただ、今後のことも考えると、どこからでも terraform ~ とコマンドを実行しただけで使えるようにしておきたいです。
PoweShell で以下のように実行しました。
以上でインストールは完了です。
なお、上記の例では User の PATH に通しましたが、システム('Machine')に追加すれば、どのユーザーでログインしても使用可能です。
私の場合は、いつもログインしているユーザーでしか作業しませんので、User の PATH にしています。
Terraform のバージョンを確認
さあ、きちんと使用できるようになっているか確認しましょう。
バージョンも確認できました。ん、バージョンが 0.12.26 ということは、まだバージョン 1.0 にすらなっていない?
ま、世の中ではすでに利用されているので、細かいことは気にせず行きましょう!
ようやく Terraform が使えるようになりました。
まずは AWS で色々と試してみたいと思います。