Azure の基礎 その1 はじめに
Azure を学習する前に
ここまでに、VNet, Subnet, SecurityGroup, StorageAccount, VirtualMachine, DataBase を軽く触ってきました。
CloudShell というものがあり、ちょっとコマンドをたたいてみました。
素人の私でも何となくサービスを触って試すことは出来ましたが、ちゃんと理解して使いたいですよね。
ということで、まずは Azure の全体像をつかもうということで、ラーニングパス「Azure 基礎編」をやってみたいと思います。
さっそく始めてみる
ん・・・?終了時間がなんかおかしいぞ・・・。
なんと、このカリキュラムは『9時間48分』なのだそうです。
ただ、それだけ膨大な内容なので【試験 AZ-900: Microsoft Azure Fundamentals】に出題される範囲が網羅されているのだとか。
全部で12個の授業が詰まっている
実は「Azure 基礎編」のラーニングパスは、全部で12個のカリキュラムから成り立っています。
- クラウドの概念 - クラウド コンピューティングの原則
- Azure アカウントを作成する
- Core Cloud Services - Azure の概要
- コア Cloud Services - Azure アーキテクチャとサービスの保証
- コア クラウド サービス - Azure portal を使用してサービスを管理する
- コア Cloud Services - Azure コンピューティング オプション
- コア Cloud Services - Azure データ ストレージ オプション
- コア Cloud Services - Azure ネットワーク オプション
- Azure におけるセキュリティ、責任、信頼
- Azure Policy でインフラストラクチャの標準を適用して監視する
- Azure Resource Manager での Azure リソースの管理と整理
- Azure のコストを予測して支出を最適化する
それでは、1つ目の「クラウドの概念 - クラウド コンピューティングの原則」から進めていきたいと思います。
クラウドの概念 - クラウド コンピューティングの原則
クラウドサービスとはどういうものか、という内容でした。Iaas/Paas/SaaS, プライベートクラウド・パブリッククラウド・ハイブリッドクラウド、がどういった意味かを理解するための内容です。
クラウドサービスを使うのが初めてという方にとっては、とても丁寧に説明がされているので参考になると思います。
後半の実践的な内容をメインに記事に書いていきたいと思いますので、ここの詳細は割愛いたします。
Azure アカウントを作成する
まず、Azure には12か月間の無料アクセス期間が用意されています。なので、会社でアカウントが用意されていない人でも気軽に始めることが出来ますね。
サインアップするためには、電話番号、クレジット カード、Microsoft または GitHub のアカウントが必要です。
サブスクリプションで請求先管理
このサブスクリプションというものが概念として難しいですね。何のためにあるのでしょうか。
ラーニングパスの説明では、サブスクリプションは「Azure でリソースをプロビジョニングするために使用される論理コンテナー」とされています。
サブスクリプション管理はリソース単位というよりは、組織単位によるリソースや請求先の管理のためと考えられます。
特に請求書の管理においては、このサブスクリプションはとても便利です。
要はサブスクリプション単位で請求書を作成できるということです。同じ組織でも部署ごとに請求を分けたいといったニーズはあります。
そういったときにアカウント単位ではなく、サブスクリプション単位で請求書が作れるのは便利ですよね。
Core Cloud Services - Azure の概要
この演習では、サンドボックス環境で App Service にて wordpress を構築することになります。
wordpress を作成した後のリソースがこちら
この演習、なかなかクオリティが高い
手順はかなりシンプルで、MarketPlace から wordpress を選択して作成するだけで Website が作れてしまうというものです。
また、メトリックスの表示や、オートスケールの設定などの解説まであります。
そして、演習の中にちょくちょく挟んである動画のクオリティも高いです。
演習 - Azure Cloud Shell を使用して App Service にアクセスする
自動的にこんな画面が表示されます。
画面の左側にはドキュメント、画面の右側には CloudShell が立ち上がっています。至れり尽くせりとはこのこと。
簡単なコマンドを打って結果を確認しました。
ここまでで何時間?
本日は以下の3セッションを終わらせました。
- クラウドの概念 - クラウド コンピューティングの原則
- Azure アカウントを作成する
- Core Cloud Services - Azure の概要
ここまで、ブログを書きながらですが、ざっくりと2時間ほど掛かりました。
残り7時間31分です。
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