税金下げろ、規制をなくせ(渡瀬裕哉)
私の「バイブル」
本書『税金下げろ、規制をなくせ(渡瀬裕哉)』は、私にとって、政治を考える上での「バイブル」になるだろうと思っています。
著者の渡瀬裕哉氏は、自民党事務所で数年間、ほぼ休むことなく働き、その後、与野党の枠を超え、選挙戦略の組み立てや首長のマニフェスト作りの仕事にも関わっていました。
そんな現場を知り尽くした渡瀬氏が、身近な言葉で、現代の日本の政治がどういうものか、解説してくれています。
なんとなく、日本の政治に不安を抱いていました
私は、ずっと前から政治に対してある種の不信感みたいなものを抱いていました。
有権者の事を考えてくれていない。
日本の国益を考えて動いてくれない。
本当は次の選挙のことしか考えていないのではないか。
なんとなく、日本の政治に幻想を抱いていました
私は不信感を抱く一方で、政治家にちょっとした希望も頂いていました。
政治家は心の中では、国民のことを考えていて、いざという時は日本のために働いてくれるはずだ。
選挙の時は「国民に寄り添った政治を!」と言ってくれているではないか。
衝撃の真実
なんとなく、というのは本当に怖いですね。
本書『税金下げろ、規制をなくせ(渡瀬裕哉)』を読み、私の不安は確信に変わり、幻想は全てぶち壊されました。
- 日本の主要政党(自民党や左翼系野党)は利権が欲しいという団体や組合の代弁者に過ぎません
- 政治家や官僚は、無党派層の有権者をいくらでも金が引き出せる ATM と思っています
- 日本の選挙は実はセレモニーに過ぎません
もう絶望しかありません。
利権をよこせ連合
政治家は官僚と手を組み、国民から富を税金という形で合法的に収奪し、自分の所属する利権団体・組合に配っています。
日本の主要政党(自民党や左翼系野党)がそれを行っています。
著者の渡瀬裕哉氏は、彼らを総じて「利権をよこせ連合」と呼んでいます。
本気で政治を考える出発点がここにある
選択肢は3つしかありません。
- 「利権をよこせ連合」に加わる
- 「利権をよこせ連合」の食い物にされる
- 「利権をよこせ連合」と闘う
だったら、闘うしかないだろうと思いました。
でも、何をすればいいのか分からない
その答えが本書『税金下げろ、規制をなくせ(渡瀬裕哉)』に書かれています。
まずは、自分に出来る身近なことからやっていきましょう!