家の性能とは何か
家の性能とは何を指すか
家の性能は本当に多岐に渡ります。
住宅に関するメジャーな性能指標
どのハウスメーカーにおいても、「家の性能」として、書かれている内容がこちらです。
- 耐震性能
- 断熱性能
- 気密性能
これらは最も大事な指標です。
でも、実はこれだけではないのです。
住宅に関する性能のあれこれ
素人がどこまで知る必要があるかと言われれば、分かりません。
しかしながら、家の性能に関する要素として、思いつくだけでも、これだけのものがあります。
- 基礎(ベタ基礎、布基礎)
- 構造躯体(鉄骨、木造、RC造)
- 鉄骨(軽量鉄骨、重量鉄骨)
- 木造(在来工法、2x4、2x6)
- 通気工法(どうやって通気層を確保しているか)
- 屋根の形状(寄棟、切妻、片流れ、陸屋根)
- 屋根の材質(瓦、スレート、ガルバリウム)
- 屋根のルーフィング
- パッシブデザイン(日射取得、日射遮蔽)
- 断熱材
- 断熱工法(充填断熱、ダブル断熱、基礎断熱、床断熱)
- サッシ(アルミ樹脂複合、樹脂、木)
- 換気システム(一種、三種)
- オール電化、ガス
- 太陽光発電、蓄電池、エネファーム
- 防蟻処理(柱に注入、床下に散布)
- 耐震性能
- 制震性能
- 断熱性能
- 気密性能
- 省エネ性能
- 防火性能
- 耐風性能
- 耐水性能
これらの1つ1つが家の性能に影響を与えます。
断熱性能を1つ取っても、構造躯体は木造か鉄骨か、サッシはアルミか樹脂か、基礎断熱か床断熱か、で変わってきます。
実は、結構複雑なんです。
ですので、家の性能を完璧にしようと思ったら、これら全てを理解しておかなければいけません。
だから、家づくりで後悔する人が後をたたない
家の性能は多岐にわたる
上記で説明した通り、家というのはとてもたくさんの要素から成り立っています。
それゆえに、家の性能といっても、簡単ではないのです。
しかも、人によって言うことが違います。
それが、余計に分からなくしています。
全てを調べるのは無理ゲー
私は、こう思います。
普通の人は仕事と家庭がありますので、空いた時間に情報収集することになります。
そのペースですと、家づくりに関して年単位で時間が必要です。
無理ゲーではないでしょうか。
では、多くの人はどうしているのでしょうか。
テキトーに選んで失敗する
ちゃんと家づくりの勉強をする人はほんの一握りです。
それ以外の大多数の人は、なんとなくで住宅会社を選びます。
だから、失敗するのです。
打ち合わせを進めるにつれて、
- あれ?これがオプションなの?
- 気密試験しないの?
- 一種換気じゃないの?
って、なるんです。
事前に知識を身につけておけば、住宅会社の仕様に含まれるかどうか確認すればすぐに分かります。
間取りの失敗は勉強不足
間取りについても、同じことが言えます。
たくさんの人が間取りの後悔ポイントを情報公開しています。
他人の失敗に学び、間取りのセカンドオピニオンを受ければ、そんな失敗することはないです。
全て、家づくりの勉強が足りないから起こる現象です。
自分で勉強するしかない
後悔したくなければ
私の結論は、どんなに大変でも、自分で勉強して知識を身につけて、自分で自分に合った住宅会社を選ぶ。
それしかないと思っています。
でないと、後悔する確率が非常に高いです。
たまたま良い住宅会社に出会えれば良いですけど、そんな甘くはないです。
家づくりは楽しいですよ
私は、家づくりって本当に楽しいなと思っています。
色々な工法があって、それぞれに特徴があって、奥が深いなと感じます。
デザインなども、日々新しいことを考える人がいて、見ていて飽きないですね。
誰かの助けになればと、情報発信をしています
私は、これから家づくりをする人に、高い金を払ってまで後悔してほしくないと思っています。
そのために、情報発信していきます。